全国コンクリート
水槽防食協会とは
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全国コンクリート水槽防食協会とは-
設立:
平成5年10月1日社団法人日本水道協会と日米レジン株式会社によって研究開発された「水道用池状コンクリート構造物の内面防食工法に関する共同研究」による新工法を、施工する業者と、使用する規格塗料メーカーとで構成する協会として設立。
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目的:
コンクリート水槽の防食工法としてエポキシライニング工事に関する施工管理、教育、品質基準及び周辺技術の調査、研究を計り、公衆衛生の向上増進に寄与し、業界の繁栄を図ることを目的とする。
CONCEPT
コンセプト安全・強靭・持続へ
将来にわたって信頼できる安全でおいしい水道水を供給するために水質基準を大幅に拡充強化することが重要な課題となり、厚生省は平成4年12月21日付で、水質基準省令、関連通知の公布を行い、水道における水質新時代を迎えることになり、「ふれっしゅ水道」10ヶ年計画で、信頼できる安全でおいしい水の供給が求められてきました。
全国コンクリート水槽防食協会は、水道施設関連の業界企業が集い、10ヶ年計画の推進に向かって歩みはじめました。水道施設の中で多く使用されるコンクリート構造物は、浄水過程で使用される薬品類の影響でコンクリート表面の中性化、腐食が発生しています。
この対策として、全国コンクリート水槽防食協会では、JWWA K138(2017年廃止)による新しい施工法「WICCビーバー工法」を関連業界と協同で開発を進めた結果、本問題の解決を見るところになりました。
現在、WICCビーバー工法は、JWWA K143規格に規定されたエポキシ樹脂を使用し、水質に安全で高い接着力と耐久性を有する防食工法です。
平成5年の開発以来、安全で高品質な防食技術を30年に渡り継続的に提供し、コンクリート水槽の維持において多くの実績と、長期に渡る耐久性・経済性・短工期の観点から高い信頼性と総合的な評価を得ています。
また今までに培った防食技術に高機能繊維を複合的に用いることで老朽化した構造物の補修・補強・剥落防止等、今後を見据えた強靭な施設を維持させることが可能になります。
PLAN
事業計画当協会は、設立以来、水道水質向上に寄与するため、水道施設の防食施工、品質基準の向上、周辺技術の調査、研究を進め、更にWICCビーバー工法の普及促進と工法標準化、規格化を確立し、施工実績を増進することを積極的に展開する。 同時に、WICCビーバー工法のPRのため、関係自治体、諸団体に積極的に働きかけ協会員の営業成果を達成するための広報活動を展開する。
事業計画
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■全国コンクリート水槽防食協会
組織の充実新会員の勧誘を行い、協会組織の充実と、自治体に登録される指名業者及び工事関係者と協同し、営業成果が達成されるよう活動する。
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■WICCビーバー工法の
施工技術の向上WICCビーバー工法の施工技術の向上を図るため、新塗装機械による施工の簡素化効率化を進め、発注者の信頼性を高め、受注の促進に寄与する。
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■WICCビーバー工法
専門技術者研修会の実施WICCビーバー工法の特徴を活かすため、習熟した確かな技術の継承と、発注者側に対して専門技術者として証明できる技術者を養成するため、研修会を必要に応じて実施する。
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■WICCビーバー工法
説明会の実施、水道展の出展(WICCビーバー工法のPR活動)日本水道協会地方支部及びコンサルタント会社を対象に工法説明会を開催し、工法普及に努めるとともに、日本水道協会総会に開催される水道展に出展し、PR活動を展開する。
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■JWWA K 143対応及び
技術開発の方向低温時施工の留意(ホース保温)、雨天・積雪対応、オープン槽(日光直射)の白化・黄変防止対策。
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■施工環境の整備
工事足場・塗装機ロボット化の検討、コンクリート劣化状況調査・診断方法の検討、塗装工事作業マニュアルの検討。
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■営業活動への支援
技術資料、質疑応答集(Q&A)、施工実績等営業活動への資料を充実する。また、WICCビーバー工法のCDを作成し、営業用に活用する。